未来の経営への備え
次世代経営者の
マネジメント力育成
あなたの組織が社会に生んでいる価値を、どのように次世代に継承していきますか?
自社・自組織が生んでいる「未来に続く社会価値」を次世代の経営者に引き継ぐことは、現経営者のあなたにとって、最後にして最大の課題と言えるかもしれません。そのためには、組織運営の土台となるマネジメント力を備えた次世代経営者を育成することが必須となります。
組織運営・マネジメントのそもそもの目的は?
組織運営・マネジメントの目的は、会社・組織の目的や目標へ向けて「やる気にあふれ、仕事のやり方を身につけた社員が、やりやすい環境や仕組みのもと、やりがいを感じながら、働くことができている状態」を実現することです。あなたの会社が「未来に続く社会価値」を生み続け、持続可能な経営を行っているとすれば、この状態は概ね実現されていることでしょう。
そしてこれからの課題は、今後もこの状態を実現し続けることです。そのためには、4つの視野(志気・仕方・仕組み・信頼)を持って組織の状態を常に把握し、適切な舵取りを行っていけるよう、マネジメント力を磨いていく必要があります。
マネジメント力はどのように磨かれるのでしょうか?
組織運営に必要な、自社・自組織の状態の把握やその真因の見極め、適切なマネジメント手段の適用を行うためのスキルを培うためには、何が重要になってくるのでしょうか?
一つ目は、実際に“現場”で“現物”を観察し、“現実”を認識した上で問題解決を図る三現主義を、日頃の経営やマネジメントの局面局面で心がけ実践すること、二つ目は、「実際の経験」を通して自分も含めた「人」への理解を深めること、三つ目は、実際の組織運営を経験する中で、成功や失敗から学んでいくこと、に他なりません。
外部研修・コンサルティング・生成AIの活用なども有用な面はありますが、これらはすべて二次情報のインプットに過ぎません。これらだけでは、マネジメントの力(自力・地力)は身に付きません。
当社代表は、自らの組織・チームマネジメントの中で、多くの試行錯誤や工夫、変革の働きかけやプロジェクトを進め、成果を出したこともあれば、未熟であった故の失敗、苦い思いや痛恨の出来事、など様々な「実体験」を積み重ねてきました。その過程でマネジメントの要諦を一つずつ学び蓄積し、そしてそれを新たな学びで更新して来ました。
貴社の次世代経営者には、これらの学びを二次情報としてインプットするのではなく、学び方を学んでいただきたいと考えています。そのため、カウンセリング・コーチングをベースに、実体験での学びをサポートしていきます。
4つの視野「志気・仕方・仕組み・信頼」とは?
1.志気(モチベーション) やる気にあふれているか?
社員のやる気や意欲が高いかどうかを確認します。
社員のモチベーションが低いと感じる場合、以下のような対策が考えられます。
経営哲学・理念の浸透:経営の基礎となる考え方、会社が目指す姿を、社員が感得できるようにする。
そのためにも、経営者自身が人格や哲学を磨くことが必要。
目標の明確化:社員が目指すべき目標を明確にし、その達成感を感じられるようにする。
フィードバックの強化:定期的なフィードバックを行い、社員の努力を認める。
2.仕方(仕事のやり方) やり方が身についているか?
社員が効率的に仕事を進められているかを確認します。
もし、仕事の進め方に問題がある場合、以下のような対策が考えられます。
トレーニングの実施:必要なスキルや知識を身につけるためのトレーニングを提供する。
業務プロセスの見直し:無駄な手順や非効率な作業を排除し、業務プロセスを改善する。
3.仕組み(システムやプロセス) やりやすい環境や仕組みがあるか?
組織の仕組みやシステムが整っているかを確認します。
もし、仕組みに問題がある場合、以下のような対策が考えられます。
ITシステムの導入:業務効率を向上させるためのITシステムを導入する。
ナレッジの共有:知識・知恵・成功事例・失敗事例など、個人の暗黙知を形式知化し共有できる環境を整える。
業務フローの最適化:業務フローを見直し、効率的なプロセスを構築する。
4.信頼(信頼関係) やりがいを感じているか?
社員同士や上司と部下の間に信頼関係が築かれているかを確認します。
もし、信頼関係が不足している場合、以下のような対策が考えられます。
コミュニケーションの促進:定期的なミーティングやワークショップを通じて、社員同士のコミュニケーションを促進する。
チームビルディング活動:チームビルディング活動を通じて、信頼関係を強化する。
上記の対策はあくまで一例ですが、4つの視野から現在の組織の状態を評価し、具体的な課題を特定した上で、その課題に合った対策を実施することが重要です。
たとえば、同じ不整脈でも、心臓機能の欠陥によるものと自律神経失調によるものとでは、治療方法は異なります。また、疾患に合わない薬にやみくもに飛びついても、効果は現れず、副作用でかえって症状が悪化する場合もあります。また他の人に効いた薬や治療法が自分の体質に合わない場合もあります。
組織マネジメントの世界では、リーダーシップ、ヒトモノカネ情報の管理、組織の7S、コミュニケーション、心理的安全性、ビジョンと目的の明確化、PDCAサイクル、1on1、コーチング、目標管理、組織開発手法・・・など、様々な「手段」「方法論」が「処方」されています。ただ、肝心なのは、これらの手段に安易に飛びつくのではなく、経営者自身・自社・自組織の状態やその背景・真因などを見極めた上で、適切なプロセスやタイミングや組合せで、効果的に用いるスキルを身につけることなのです。
初回相談
1時間 8,800円(税込み)
※リモート対応
継続面談
月1回1時間 22,000円(税込み)
※リモート対応
マネジメント補佐
組織運営全般に関するサポート
月額 四国内 88,000円(税込み)
月額 四国外 110,000円(税込み)
※リモート・リアル併用、随時対応
※四国外は地域により別途交通費